実装技術セミナー実施報告

■第54回YJC実装技術セミナー
 第54回YJC実装技術セミナーは、2022年12月8日13時から第53回と同様オンライン形式で開催されました。セミナーのテーマは『ニッポン技術力の底力。次なる目玉は次世代電池!~開発の最前線と課題~』。YJC理事長 羽深 等氏の挨拶の後行われた4名の講師による講演は、①『蓄電池産業戦略』 経済産業省 商務情報政策局情報産業課電池産業室室長補佐 吉成 崇宏様 ②『アモルファスセルロースナノファイバー(CNF)を用いた次世代量子固体蓄電体』 東北大学 リサーチフェロー 福原 幹夫様 ③『全固体電池の界面研究とそれを加速するためのマテリアルDX』 東京大学 教授 一杉 太郎様 ④『次世代リチュウムイオン電池用正極材料研究の最前線』 横浜国立大学 教授 藪内 直明様でした。 4講演とも非常に魅力にあふれる講演でありました。 参加者は33名と、前回に比較して少なかったですが、広報開始日が遅れたことが影響していると考えられます。 次回は講師のテーマが確定しない段階でも広報を開始することで、集客の改善を図ります。

■第53回YJC実装技術セミナー

 「実装技術セミナー」は、大学と企業間のオープンな技術情報の場として「実装技術研究会」から発展したもので、YJC設立当初から開催されている歴史あるセミナーです。 
 第53回YJC実装技術セミナーは、2022年6月23日、前年開催された第52回と同様ZOOMシステムを使用したオンライン形式で開催されました。 Remote形式で行うセミナーも3回目となり且つセミナーの司会進行をされたYJC理事 梶田氏がZoomシステムでの司会進行に慣れており、滞ることなくスムーズに進行されました。
 セミナーのテーマは「次世代通信規格(6G)に必須の光通信の基礎~フォトニクスの原理と実装材料、そして6G~」で、YJC理事長 羽深 等氏の挨拶の後行われた4名の講師による講演は、①『シリコンフォトニクスの進展』 横浜国立大学  馬場 俊彦 氏 ② 『IOWN実現に向けた光デバイス開発動向』  NTT先端技術研究所  松尾 慎治 氏③ 『Si フォトニクス IC を適用した超薄型光トランシーバモジュールの開発』I-PEX(株) 西山 浩平 氏④ 『ポスト5G・6Gで求められるエレクトロニクス実装材料技術』 (株)ダイセル 八甫谷 明彦氏 氏でした。 近い将来の、Data通信及び光通信の中核をなすシリコンフォトニクスに関する講演で、日本が材料や装置以外で他国に負けない分野にすべく色々なご提案もあり、非常に有意義なセミナーでした。 セミナー参加者は、JIEPにご後援いただいた関係で案内が全国区になったためか関係者9名及び一般参加者37名計46名と、前回に比べ大きく増えました。 

■第52回YJC実装技術セミナー
 今回の第52回YJC 実装技術セミナーは、2021 年12 月8 日(水)にZOOM システムを使用したWEB 会議形式で開催しました。ZOOMを使ったオンラインでのセミナーは一年ぶりでしたので上手くセミナーを進行する事ができるかどうか懸念されましたが、ZOOM 参加に際しての注意事項を参加者へ事前にメールで通知し、WEB 会議進行に慣れたYJC理事と事務局のバックアップもあって中断することなくスムーズに進めることができました。
 5名の講師による講演は、①ニシダエレクトロニクス実装技術支援西田秀行氏『半導体実装技術の新たなる方向を探る― 我が国半導体の再生を願って ―』②沖サーキットテクノロジー株式会社飯長裕氏『今後の配線事業展開のキーとなる高速配線板技術の動向』 ③長瀬産業株式会社加藤康男氏『健康・美容×AI・IoTが新たな産業を開く ! 』④東北大学福島誉史先生『半導体事業を牽引する3D 実装の技術動向とホリスティック実装工学の歩み』⑤横浜国立大学井上史大先生『国内外から見た半導体イノベーションにおけるアカデミアの役割 』でした。これから日本が進むべき社会の中核をなす技術及び動向に関する講演で、各講演後盛んな質疑応答が有り非常に有意義でありました。また講演後のオンラインでの技術交流会では、セミナーの緊張もほぐれてざっくばらんな雰囲気で講師の先生方を交えて交流を深めることができました。

■第51回YJC実装技術セミナー
 大学と企業間のオープンな技術情報交換の場として設けられた「実装技術研究会」から発展したもので、YJC設立当初から開催されている歴史あるセミナーです。例年、
 6月上旬と11月中旬に実施されていますが、毎回講演だけでなく質疑応答や講演後の交流会も盛況で好評を博しています。
 第51回YJC実装技術セミナーは、2020年6月9日(火)、YJC総会の後に開催予定でしたが、コロナ禍で三密を避けるために中止となり、12月9日(水)にZOOMシステムを使用したWEB会議形式で開催しました。
 初めての試みで上手くセミナーを進行する事ができるかどうか懸念されましたが、ZOOM参加に際しての注意事項を参加者へ事前にメールで通知し且つ司会をされたYJC理事 梶田氏がWEB会議進行に慣れており、YJC事務局のバックアップもあって中断することなくスムーズに進めることができました。
 今までのセミナー参加者は、平均して40~50名でしたが、コロナ禍の影響かセミナー参加者は最終的に19名で、講演終了後の技術交流会参加者は13名でした。
 3名の講師による講演は、①野村総合研究所 上席コンサルタント 中川隆之氏 『将来の社会動向とエレクトロニクスを取り巻く事業機会及び課題』 ②国際技術ジャーナリスト、セミコンポータル編集長News&Chips編集長 津田建二氏 『5Gの本当のインパクトは日本のモノづくりにある』 ③次世代センサ協議会 技術委員長 室 英雄氏 『自動運転時代の自動車用センサ』でした。これから日本が進むべき社会の中核をなす技術及び動向に関する講演で、各講演後盛んな質疑応答が有り非常に有意義でした。また講演後の技術交流会では、セミナーの緊張もほぐれてざっくばらんな雰囲気で参加者同士の交流を深めることが出来ました。

■第50回YJC実装技術セミナー
 節目となる第50回YJC実装技術セミナーは、2019年11月28日(木)に開催されました。
 今回は、発展著しいAIに関してAIとは何であるか、またその産業界への展開はどうできるのかなどを探るセミナー内容でした。
 長尾智晴先生(横浜国立大学)にはAIの今後の展開ついて、白石洋一先生(群馬大学)にはAIの最新応用例について、永田基樹氏(株式会社plus zero)にはAIとは何であるかについてわかりやすいご講演をいただきました。また入江満氏(MI-6株式会社)にはAIを用いて材料開発期間を驚異的に短縮する方法を紹介して頂き、参加者37名の中からの質疑応答も活発でご講演後の交流会でも盛況でした。

■第49回YJC実装技術セミナー
 本セミナーは大学と企業間のオープンな技術情報の場としてスタートした「実装技術研究会」から発展し、YJC 設立当初から開催されている歴史あるセミナーです。
 第49回YJC実装技術セミナーは、2019年6月11日(火)のYJC総会後に共同研究推進センターにて開催されました。
 参加者が50名を超える盛況ぶりでした。開催に当たってYJC新理事長の羽深教授より想いを語って頂きました。また、「パワーデバイス・実装技術の最新技術動向とクルマ社会の行方を探る」と題したテーマにて、横浜国大の河村名誉教授をはじめ3講師に本テーマの真髄の講演をして頂きました。その後にYJC事業を支える二つの事業が最終年度を迎えるにあたりその活動経緯と今後の活動の方向性を見据えた2講演を実施しました。その一つは、NEDO パワエレ教育後継事業である『横浜パワーエレクトロニクス教育研究会(e-Learning)のご案内』の紹介であり、最終講演では河村名誉教授も加わり現在試行中の実験講座を中心とした講座の紹介と今後の構想を語って頂きました。世の中の変化に追随すべく世代交代と技術の変遷を肴に講義後の交流会の場でも余韻に花を咲かせました。
 節目となる第50回YJC実装技術セミナーは、2019年11月28日(木)に開催されました。今回は、発展著しいAIに関してAIとは何であるか、またその産業界への展開はどうできるのかなどを探るセミナー内容でした。長尾智晴先生(横浜国立大学)にはAIの今後の展開ついて、白石洋一先生(群馬大学)にはAIの最新応用例について、永田基樹氏(株式会社plus zero)にはAIとは何であるかについてわかりやすいご講演をいただきました。また入江満氏(MI-6株式会社)にはAIを用いて材料開発期間を驚異的に短縮する方法を紹介して頂き、参加者37名の中からの質疑応答も活発でご講演後の交流会でも盛況でした。